鶴岡市鼠ケ関で昨年7月に開催された温海トライアスロン大会で、水泳競技中の男性医師=同市、当事(48)=が溺れた後に死亡した事故を巡り、実行委員会と共催の鶴岡市の安全対策が不十分だったとして、男性の遺族が両者に計約3億2千万円の損害賠償を求め地裁鶴岡支部に提訴したことが27日、分かった。 訴状によると、男性は知人2人とリレーの部に出場し、水泳種目を担当。1.5キロを泳ぐコースのゴール目前で、水面に浮いた状態で見つか...